どうすることもできない問題が発生！
(過去記事...)
報酬の値下げの不満が残った結果...
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◇コンサルタントの苦労
小太りＡと細身のＢをコンサルすることになり
最初の出だしは絶好調でした
労働時間がテキトーで
お客さんがこれから帰宅してくる前の
６時や７時頃に終業してしまい
見込みのお客さんと会えないことが
業績不振の原因の一つだったので
８時や９時まで終業時間を伸ばして
労働時間を改善したり
トークの改善やお客さんに接するスタンスや身だしなみを改善するだけで
売上が大幅に上がりました
しかしー
これまでで１番難しく
どうすることもできない問題が発生しました
それは...
小太りＡのモチベーションを保つことでした
小太りＡは個人事業主で
売上の４５％報酬なのですが
今まで１ヶ月の売上が２５万円くらいで
１０万円くらいの報酬しかもらったことがなかった彼は
ケータイはプリペイドケータイで
電話をする時はコンビニで買ってきたプリペイドカードでチャージ
家賃は光熱費込みの物件に３万円で住み
服は古着屋で買ったサイズ感の合わないくたびれた服
タバコは「わかば」という安いタバコで
フィルターに火がつくんじゃないかというところまで短くなるまで吸う
出勤は中古で買った原付バイク
髪は伸びっぱなしでたまに自分で切る
ごはんは基本自炊で
居酒屋は行かないし人との付き合いもないから遊ばない
そんなビンボー症な彼の趣味はDVDを借りて家で見るくらい
酒も女も美食もパチンコもやらない
家族はワケありで疎遠だから家族愛はない
将来やりたいこともなく
このままでは老後マズイという話も彼の心には響かず
やる気を上げようにも
やる気スイッチが探し当てられず
売上２５万円を１週間で達成してからは
満足してしまい
風邪や体調不良を理由に休みがちになる始末…
１ヶ月目の目標額は売上７５万円だったのですが
終着は売上５０万円に留まりました
『これではいかん』と
何かモチベーションの上がることを経験させようと
飲みに誘っても断られ
遊びに誘っても断られ
お手上げ状態でした...
きっとー
やる気スイッチを入れる方法は
何かしら必ずあったはずなんですが
この時の俺には打つ手がありませんでした...
そしてー
細身のＢのモチベーションを上げるために
非情な言葉をもらいました
それは…
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（次回へつづく…）
非情な却下
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報酬の値下げの不満が残った結果...
（過去記事…）
すぐにできる仕事を探してたどり着いた答えとは...
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◇２５歳で企業相手の初コンサルタント
企業相手に初めてコンサルタントをすることになり
ぶっちゃけ不安でしかありませんでした…
『本当に俺は売上をＶ字回復できるのか…』
しかしー
会社の言い値になってしまったとはいえ
自分で決めた以上やるしかないので
覚悟を決めました
コンサルをする社員は２名でした
小太りな３０代の男Ａとやせ形な２０代後半の男Ｂで
小太りＡの雇用体系は個人事業主で売上の４５％が報酬
やせ形Ｂの雇用体系は正社員で２５万の給与所得
会社に完全にしてやられたなと思いました...
なぜならー
Ａの報酬は４５％なのに
俺の報酬は二人の売上を足して２で割ってから３０％
２人の売上を１００万まで持ってきて
初めて３０万円の報酬になる
Ａは個人で１００万売上たら４５万円の報酬になる
完全に盲点でした…
俺の方が遥かに難しいことをやろうとしているのにこの格差！
報酬の格差に不満が残ったので
再交渉を持ちかけましたが
「契約書をこの内容で取り交わしているんだから
交渉は受け付けない」
とバッサリ切り伏せられました
「交渉は相手の情報をどのくらい持っているかが勝敗を握る」
と言いますから
情報不足と経験不足だったのだと学びました。
そしてコンサルの仕方は単純でした
１．セールストークを作成し
２．練習をさせ
３．実際に自分の営業を見せてから
４．本人に営業をさせ
５．クロージング出来なそうなときは割って入りフォロー
これを実践した結果
ＡとＢの売上はみるみる上がり始めました
しかしー
問題が発生しました…
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どうすることもできない問題が発生！
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すぐにできる仕事を探してたどり着いた答えとは...
(過去記事...)
個人は会社からすると蟻同然
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◇自分の能力を活かせる仕事
報われるはずだった未来を
辞めた会社に
いとも簡単に踏み潰され
新たに仕事を探さなければならず
当初の予定であった実家に帰ってから
仕事を探そうかということも
頭をよぎりました
しかしー
どうせ実家に帰っても
『アルバイトかスーパーに
社員で雇ってもらうかくらいしか
選択肢は無いだろうな』
と思ったのと
好きなことをやりたくて実家を出たのに
今更戻って「住まわせてください」なんて
カッコ悪くて言えるはずもありませんでした
そうなると選択肢は絞られ
俺が今すぐに能力を発揮できて
お金になること
それは...
今まで積み上げてきたこの仕事のキャリアを
フル活用して
山口県の元いた会社以外の会社で
尚且つ同じクライアントから仕事を請け負っている会社を探し
お金を稼ごうと思いました
自分が営業マンとして表に出なければ
元の会社に踏み潰される危険はないと考えました
すぐに
クライアントの担当職員と連絡をとり
業務提携に適した会社を探してもらいました
その結果ー
業務提携に適した会社が見つかり
電話をかけ
後日面接の運びとなりました
どうやらその会社は
人材派遣業の傍ら
この仕事に参入したはいいものの
社員の売り上げが伸び悩んでおり
廃業しようかというところまできていました
幸いなことに自分の名前は
山口県のこの業界では知らない人がいないくらい
トッププレイヤーとして有名になっており
人事担当者はすんなりと話を聞いてくれました
『ここまで俺は有名で
向こうは喉から手が出るほど俺を欲しがっているはず
ある程度こちらの言い値でしょ
向こうにも充分な利益が出るはずだし
大丈夫だから頑張るんだ俺！！！』
初めての経験で
弱気になりそうな自分を奮い立たせ
詰まりそうになる声を絞り出しました
交渉の内容としては
コンサルタントをする代わりに
報酬はメンバー全員の売上を
頭数で割った７０％
試算は社員Ａと社員Ｂのコンサルをした場合
（Ａ〈100万円〉➕Ｂ〈50万円〉）➗2人✖️70%報酬＝５２５，０００円
このように提示したのですが
却下され
交渉をしたのは生まれて初めてだったのもあり
職探し中という足元を見られ
報酬はメンバー全体の売上を
頭数で割って３０％まで
（Ａ〈100万円〉➕Ｂ〈50万円〉）➗2人✖️30%＝２２５，０００円
という風に報酬を落とされてしまい
それで承諾してしまいました...
ですが
それはまだ
始まりでしかなかったのです...
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報酬の値下げの不満が残った結果...hiro-official-blog.hatenablog.com
個人は会社からすると蟻同然
（過去記事…）
社畜な自分が会社に振り回されていることに気付き始め...
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◇クライアントからのお誘い
担当職員から
「いい話がある」
と切り出され
聞いてみることに
するとー
「３年間本当にうちに貢献してくれて
県内でもトップの成績を真面目に出してくれたから
うちに個人事業主として業務提携してくれないか？」
という提案でした
「個人事業主提携だと基本給２０万円で
歩合で加算されていくから
今の君の成績なら８０万円は貰える計算だね」
ビックリしすぎて目が飛び出そうになりました
今まで１３０万円の売り上げを出しても
３０万円だった給料の約３倍！？
そんな美味しい話があったのかと
今まで会社に振り回されて耐え凌いだ日々
社畜を仕方ないと思っていた日々はなんだったのかと
やっと報われる日が来たのかと
そんな思いが心の底からこみ上げてきました。
もちろんクライアントからの嬉しい話を承諾し
あとは次の日に書類に目を通して印鑑を押すだけというところまで来ました
しかしー
「本当に申し訳ないんだけど
この話は無かったことにしてくれるかな？」
次の日に担当職員と会った時に言われた言葉がそれでした...
「本当に申し訳ないんだけど
君の元いた会社に君を雇いますよと連絡したところ
「雇ったら撤退する」と言われて
うちの本社の部長にも手を回していたみたいで
その部長からも重圧が掛かったんだよ
君を雇わないようにって」
元いた会社はクライアントの委託会社の中でも
トップのシェアを誇っていました
なので委託先とはいえ
大きな権力を持っていたのです
まるでー
大きな像が小さな蟻を踏み潰すかのように簡単に
報われる未来が踏み潰されました
個人は会社からすると蟻同然だったのです。
そんなことがありましたが
打ちひしがれている間もなく
すぐにできる仕事を見つけなければならず...
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『すぐにできる仕事を探してたどり着いた答え』
社畜な自分が会社に振り回されていることに気付き始め...
(過去記事...)
歯車が狂い始める？！大分異動から待ち受ける困難
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◇山口県に出戻りし振り出しに戻る
山口に戻ってきてからは平和な日々でした
自分の売り上げに集中し
クライアントの会社の職員と飲みに行き
クライアントとの関係は良好
そして彼女は転勤族なので作れず...
そんな状況が続き
ふと、
『俺はこんなとこで何してんだろうな〜』
メンバーは入ってこないから昇進の機会はなく
売り上げ１３０万円やっても給料は３０万円
地元に帰るのも半年に１回程度
社用車のガソリン代など
会社から出て当たり前の経費が出ない
経費が出たとしてもホテル代や高速代など
２０万円くらいの経費を立て替えなければならない
上げれば切りがないほどボロボロ出てくる不平不満を
社畜な俺は全て飲み込んで耐えていましたが
あることをキッカケに
この不平不満な環境から自分を解き放つことになりました。
◇会社は内部から崩壊していく
ある時ー
俺たちの中でも有名な本部長が退職したという噂が流れました
理由は
「会社に不満が溜まり
抗議してもどうにもならなくて退職したらしい」
ということでした
その噂を皮切りに
あの課長が辞めた
あの主任が辞めた
と数カ月の内に何人もの上位役職者が
退職をしていった噂が流れました
上位役職者が辞めると
その下で働いて慕っていた部下もどんどん辞めていき
終いにはー
俺が慕っていた上司も辞め
後日、本人から直接聞いた話では
「面倒を見ていたメンバーの売上が目標に満たなくて
自分自身の売上は目標に達していたのに
給料がお前より低い２５万円にされた」
という理由で辞めたとのことでした
その話を聞いて
あまりの理不尽さに
この会社にいるメリットやこの先の未来のなさに
絶望しました…
なのでー
会社から逃げるようにして辞めました。
◇人との繋がりは大切に
会社を辞め新山口駅で新幹線に乗ろうとしていると
３年もの親しい付き合いになっていた
山口のクライアントの担当職員から電話がかかってきました
電話に出るか出ないか一瞬迷ったのですが
最後の挨拶くらいはしておこうと電話に出てみると
どうやらー
異変をいち早く察知して電話を掛けてきてくれたようでした
「元気？何してんの？」
クライアントの担当職員に退職した旨を伝えると
「そうだと思っていい話を用意したから一端聞いてみない？」
と誘ってくれたので
話だけ聞きくことにしました。
担当職員は近くのカフェまで来てくれ
話の概要を聞いてみると…
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個人は会社からすると蟻同然
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歯車が狂い始める？！大分異動から待ち受ける困難
（前回記事...）
余裕で昇進できると思っていた結果…hiro-official-blog.hatenablog.com
◇大分県への異動から歯車が狂いだす
大分への異動を提案され
次のステップへ進めるなら行こうと思い
「大分行きます！」
と返事をしたところー
返事をした次の日に大分に移動を命じられました
『なんなんだこの会社は
決めた次の日には移動かよ
こっちだって引っ越しの準備があるんだよ！』
と思いながら
キャリーケースに荷物を詰められるだけ詰めて
詰め切れない荷物は郵送で送りました
大分支店での営業が開始し
売上も３カ月間絶好調だったのですが
上司から
「育成できるメンバーがいないし
沖縄支店がくすぶっているから
その営業力で盛り上げてきて欲しい」
と言われ次の日には沖縄に飛ぶことになり
いざ沖縄で営業を開始してみると…
土地が違い過ぎて売り上げが落ちる落ちる
お客さんの質が違い過ぎて
外国にいるような感覚になりました
３カ月売り上げがくすぶって萎えていると
上司から
「とりあえず山口戻るか？」
と提案され真っ先に山口に戻ってきました。
会社に振り回されまくり
振り回された挙句
山口に戻るという振り出しに戻りました。
自分の目標達成までの歯車が狂い始め
振り出しに戻ってみて考えが変わり始めました...
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（次回へつづく…）
『社畜は振り回されていることに気づきはじめ...』
余裕で昇進できると思っていた結果…
(前回記事...)
安定しない日々を続けてネカフェホームレスがとった行動とは
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◇現実は甘くなかった
会社に入社しすぐに
営業会社の神奈川支店が立ち上がるということでそこに俺は配属されました
リーダー以外の8人くらいの社員が皆営業初心者ということもあり
「バリバリ営業して俺がすぐに上り詰めていってやる！」
と意気込んでいました
しかしー
1ヶ月経ち
だんだんと同僚が結果を出し始め
メキメキと頭角を現したヤツもいる中俺は...
出遅れてしまいました...
完全に成績は8人の中でも後ろの方で
2ヶ月目の成績もほぼ変わらず後ろの方でした
余裕で昇進できると思っていた結果は戦力外という現実でした...
入社4ヶ月目を迎えた頃ー
上司から
「山口県に新しい支店が立ち上がるから行ってみないか？」
と提案され渋っていたのですが
リーダーからの後押しもあり
『ここで腐ってるより環境変えて再チャレンジした方がいいな』
と思い山口に行くことにしました。
不安と期待を胸に抱きながら...
◇同い年の社長との出会い
山口県の支店では自分含めて2人しか社員がいませんでした
上司はその支店の支社長を務める
少し小太りな同い年の男社長で
同い年とは思えないほどの貫禄があり
「俺について来い！」
というタイプのオラオラ系社長でした
同い年なのに社長まで上り詰める技量に
『凄い人だなー
この人に全て習おう』
と素直にそう思えました
神奈川支店では
誰の助言も受け入れず
自分のフリースタイルを貫いた結果
失敗しました...
だからー
わざわざ埼玉から山口まで来て
同じ失敗をしない為にも
誰かから技術を習い
実践して成功する必要がありました
社長から言われたことは何でも素直にやりました
営業トークを覚えたり
目線の使い方やお客さんと接するスタンスだったりを
朝早くに起きて練習して
営業後の深夜１時まで練習して
寝る暇を惜しんで毎日繰り返し練習しました
その結果ー
1ヶ月目の売り上げが９０万円
2ヶ月目は１００万
3ヶ月目１３０万
とグングン成績が上がり
もう1人の社員である同僚もグングン成績が上がって
僅差で同僚の売り上げを抜き去り
県内トップクラスの売上を出すことができ
山口で勤務し始めて
3ヶ月目には主任という役職を貰うことが出来ました
４ヶ月目になりー
上司から
「お前は１３０万円の売上が出たし頑張っているから
次の役職になるためにメンバーを育成しなければならない
山口には育成する相手はいないから大分県に行ってくれ」
と言われ...
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（次回へつづく…）
『大分県への異動を提案されたところから段々と歯車が狂い始める？！』
